今週の1台

このページでは私のバスライブラリーから、トピック的要素を持つバスを中心にご紹介しています

99/7/20
��23  特急はまなす

特急はまなす−北海道長距離路線の先駆け

 右の写真は道北観光のはまなす号です。ほとんど知られていませんが、昭和58年夏、札幌−稚内間を定期路線で結んだ最初のバスです。正確には定期路線ではなく、毎日運行する会員制バスでした。つまり路線免許を取っていないため、日帰りバスツアーのように会員券を購入して乗る形式でした。したがって一般の時刻表には掲載されていませんでした。札幌−稚内間毎日運行を謳っていましたので、結構グレーな存在であったのかもしれません。今とは大違いで当時、北海道ではまだ長距離バスはほとんどなく、このバスは珍しい存在で、長距離路線の先駆けであったと思います。

 現在、宗谷バスが定期路線として札幌−稚内間を6時間で結んでいますが、当時はすべて一般道路を経由したため、6時間半かかりました。

 車輌は貸切登録の観光タイプでいすゞのCSA650と富士重のボディでした。貸切のため屋根上のライトはオレンジです(定期路線は紫)。車内はごく普通の観光仕様でしたが、路線バスでないためガイドが同乗していました。

 始発は確か札幌の東急ホテルで、一回の休憩を除き稚内までノンストップで、稚内駅と稚内港に止まったと記憶しています。乗客数は2〜3人だったと思います。



北海道の自然を満喫

 札幌の郊外を抜けると北海道らしい風景が始まりますが、旭川を過ぎてからの風景が印象に残っています。左の写真はその一部で、あまり臨場感がありませんが、本州では見られないスケールの大きい景色ばかりでした。

 道路が直線のためどうしても速度が出がちで、平均して80km/hぐらいで走っていたような気がします。郊外から町に近づくと対向車線の車がパッシングして、ねずみ取りがこの先にいることを教えてくれました。そこで市街の制限速度である40km/hまで落とすと如何にもノロノロでこれではいつになったら稚内に着くかわからないほどで、運転士も嘆いていました。

一番下の写真は稚内港の防波堤で昔は駅だったところです。サハリン行きの船がここから出ていました。今は利尻礼文の各島への船が出ています。

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