今週の1台

99/1/16

�bU  謎の寝台バス

今週は謎の寝台バスです。この写真は15年以上前に京都の平安神宮の駐車場に止まっていたのを撮影したものです。

フシギなのは、左ハンドルで、ナンバーが日本のものでないからです。船で海外からやってきて、日本観光をしていた可能性があります。(仮ナンバーもいらないのですね)

また車体もフシギです。外観はベンツの普通のシングルデッカーですが、車両の前部は4×5列=20席の座席があり、後部は小さい窓が3段になっており、おそらくベットがあるものと想像されます。

当時、二階建ての輸入バスはありましたが、シングルデッカーの輸入車は少なく、ベンツのバスはデモ車以外ありませんでした。その後神戸−名古屋間にベンツO303が走るようになりましたが、ベンツのバスの導入は進みませんでした。ベンツというだけでも随分フシギな闖入(車)だったわけです。まして、寝台付となればなおさらです。

日本ではバスでの寝台は許されていません。豪華化する夜行高速バスでも、ベットはありません。最近は座席が180度近くリクライングするものもありますが、あくまでも「座席」です。乗客の事故対策と思われます。しかし正確に言うと、バスには寝台があります。それはドライバー用の休憩室というもので、形態は完全にベットですが、その場所はトランクの横という、寝るには恐ろし過ぎる場所にあります。すぐ下は道路ですし、入る時には他の運転手に収納してもらわねばなりません。運転手さんも命懸けですね。

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