Singaporeのバスたち
ここからはかなりマニアックになりがちな部分ですので、細かい部分には立ち入らずに、Singaporeならではのバスを紹介したいと思います。シンガポールではもちろんバス工場はなくすべてヨーロッパで作られたものが、輸入されています。最近ではアセンブルをなるべくSingapore国内で行いコスト削減を図っています。


Super-long Bus
95年9月のシンガポール交通博で発表されたまったく新しいコンセプトの新型車です。
従来のバスの全長(Single-decker、Double-decker共)が12mなのに対し、このSuper-long Busは14.5mの全長を誇ります。定員は一般のSingle-deckerが86人(内座席50人)、Double-deckerが131人(同93人)に対し、Super-long Busは110人(同82人)となっています。日本の都心の路線バスは10m内外のものがほとんどですので、如何にSuper-long Busが巨大なものかが想像できると思います。なぜこのようなお化けの様なバスが出現したかというと、Single-deckerでも、Double-deckerに匹敵する運送効率が求められるためです。ご存知の通り、乗客密度が高いシンガポールでは、効率運送の見地から積極的にDouble-deckerが使われていますが、立体交差等で高さ制限がありDouble-deckerでは運行できない路線があります。(16,76,107,174系統等) そこでSingle-deckerを延長し、乗客定員を増加させた、全く新しいバスが誕生したわけです。95年9月のシンガポール交通博に偶然にも行くことが出来、展示されている実物を見ましたがさすがに圧倒されました。ちなみにエンジンはVolvoのB10M、ボディはDuple(Metsec)、エアコンはSutrakです。従来ない装置として降車ドア開閉時の安全性向上のためフォトセンサーの設置や空気洗浄機の装備が挙げられます。
個人的意見として、リアオーバーハング(後後輪から最後部までの長さ)が4m近く(目測で)あるため、右左折時に尻を振ないか多少心配です。しかし後後輪はシングルタイヤでステアするようですから、4WSの効果で多少尻振りは防げると思います。またこれだけの全長を生かして降車口をもう一つ増やせば良いのにと思いました。車両内部は一般のSingle-deckerと変わりません。
シンガポール交通博以降、95年10月から6ヶ月間試用され、現在も179系統等で活躍しています。運が良ければオーチャード通りで見かける事が出来ます。下記の写真を見ても従来のSingle-deckerよりも如何に長いかが分かると思います。私の知る限り、同種のバスはSingapore以外で聞いたことがありません。


Super Bus
これはご存知の2階建てバス(Double-decker)の最新型のことです。シンガポール名物の一つである、Double-deckerは大きく3種類に分けられます。、Double-deckerはSBSだけが運行しています。(TIBSはSingle-deckerだけ。)そのうち2種類は非冷房型後輪1軸タイプで、冷房型で後輪2軸のバスをSuper busと呼んでいます。エンジンはVolvoとLeylandがあり、ボディはAlexanderのものです。

Single decker
ここでわざわざSingle-deckerなどど言う必要もないのですが、要は2階建てでない、普通のバスの仲間のことです。いろいろなタイプがあるのですが、SBSのバスを二台、TIBSのバスを2台紹介したいと思います。

戻る