今週は、「クジラ」で思い出した「ひとこぶらくだ」です(?)。
(クジラについては、今週の一台臨時号を御参照ください)
くじらのページでお伝えしたとおり、圧縮天然ガスのタンクを屋根上に置く事で、屋根が出っ張り、随分興味深いスタイルのバスが登場する事になりました。
そこで思い出したのは、直結冷房のクーリングユニットです。現在では薄型が開発され、ほとんど目立たなくなっていますが、京都市交通局の56年式には、車体中央部に巨大なこぶを持ったバスが登場していました。写真は上から日産U36L(NSK)、同、三菱MP118K(NSK)です。この世代のバスは通常下の写真にあるように、車体最後部クーリングユニットを置いていました。
ご存知の通り、バスの重量バランスは極端に後部に重いものとなっています。なぜなら、バスはリアエンジンリアドライブで、リアオーバーハングにほとんどすべての動力構造が集中しており、後輪から前はなかば「がらんどう」です。したがって直結冷房のクーリングユニットを真ん中へ持ってくる事で、後部への重量負荷を軽減しようとしたものと思われます。事実、その後登場したシャーシメーカー4社はクーリングユニットを前部に持ってきています。(シャコタンのページやみんなのページ等をご覧ください) その意味では実験的な位置づけだったのかもしれません。
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